ホワイトニングの色持ちに関係ある?ホワイトニングのデイリーケアについて

ホワイトニングの色持ちに関係ある?ホワイトニングのデイリーケアについて

歯の色黄ばみが気になる方も多いのではないでしょうか?
歯の色が白いと口元の印象だけでなく、顔のトーンも明るく見えるといわれています。
歯の色自体を白くするためには、ホワイトニングが必要ですが、残念ながら少しずつ色戻りがする特徴があります。
生活習慣によっても色持ちが変わってきますので、ホワイトニングの色持ちを良くするデイリ-ケアについてご紹介させていただきます。

ホワイトニングの種類によっても色持ちが違う?

Image of applying gel to home whitening mouthpiece

ホワイトニングには、歯医者で行う「オフィスホワイトニング」と自宅で行う「ホームホワイトニング」があります。
それぞれに特徴があり、ホワイトニングの持続時間も異なるため、ご紹介します。

オフィスホワイトニング

【特徴】
オフィスホワイトニングは、歯医者で行うホワイトニングのため、濃度の高いホワイトニング薬剤を使用します。
そのため、即効性が期待でき、1度の施術で白さを実感しやすいホワイトニングです。
さらに、白さを追及したい場合には、2〜3回オフィスホワイトニングをすることで、より白さを実感しやすくなります。

また、歯科医院で行うため資格を持った歯科衛生士による施術を受けることができるため、しみるなどの症状が出た場合もすぐに対処することができます。

ただし、即効性がある分、色の後戻りが早いという特徴があります。
飲食物などの生活習慣によっても個人差がありますが、3ヶ月程度で徐々に後戻りを実感するケースが多いでしょう。
色が気になった時には、再度ホワイトニングをすると、白さを維持できます。

ホームホワイトニング

【特徴】
ホームホワイトニングは、お口に合ったマウスピースを製作して、その中のホワイトニング薬剤を入れて、2時間程度はめてホワイトニングをする方法です。
透明のマウスピースを使用するため、好きな場所とタイミングでホワイトニングをすることが可能です。

オフィスホワイトニングより濃度の低いホワイトニング薬剤を使用するため、徐々に白くなります。
そのため、希望の白さになるまでに2〜4週間程度かかることが多いですが、その分後戻りも遅いという特徴があります。

ホワイトニングの効果の持続時間は6ヶ月程度の方が多く、白さを維持したい場合はホワイトニング薬剤を追加購入して、リタッチして白さを維持することができます。

ホワイトニングのデイリーケアについて

ホワイトニングのデイリーケアによってもホワイトニングの色持ちが変わってきます。
ホワイトニングの色持ちの効果が期待できる方法をご紹介します。

・着色の原因になりやすい食品を控える

Two glasses of Madeira wine and two cups of fresh espresso coffee in street cafe with view to Funchal town, Madeira, Portugal

着色しやすい飲食物
カレー
ミートソース
キムチ
コーヒー
赤ワイン
ぶどうジュース

などがあります。
目安としては、洋服につけてしみになりやすい飲食物は着色しやすいことが多いでしょう。
これらの飲食物を食べた後は、すぐに歯磨きをするなどして対応すると、ホワイトニングの色持ちが持続しやすくなります。

・ホワイトニング歯磨き粉を使用する

tooth brush with toothpaste on white

歯磨き粉は、目的によって選ぶと効果的な働きをします。
着色汚れを落とす効果のあるホワイトニング歯磨き粉は、歯のくすみを予防して白い歯を維持しやすくなります。

歯の色自体を白くする効果はないため、歯の色を白くしたい場合は歯科医院でオフィスホワイトニングかホームホワイトニングを行いましょう。

また、荒い研磨剤が入っている物は、歯の表面に細かい傷がついて着色しやすくなる可能性があるため、荒い研磨剤が入っている物は控えるようにしましょう。

・食後は口をゆすぐ習慣をつける

Toothbrush in the bathroom

飲食した後は、汚れが残っている可能性があります。
また、着色しやすい環境になっているため、歯磨きが難しい時は口をゆすぐだけでも効果が見込めます。

お口をゆすぐ習慣をつけて清潔な口内環境を維持しましょう。
着色汚れもつきにくくなるため、ホワイトニングの色持ちもよくなります。

・デンタルフロス・ウォーターフロッサー・マウスウォッシュを使用する

お口の中に汚れがついたままになっていると、その上に着色がしやすくなります。
そのため、お口の中に汚れを残さないことが、ホワイトニングの色持ちにも関係してきます。
また、むし歯や歯周病予防にもなるため、お口の健康維持のためにも大切です。

歯ブラシだけで磨いていると、6割程度しか汚れが取れていないといわれています。
磨きにくい所や歯並びが悪い所はさらに汚れがつきやすいため、補助清掃用具を使用しましょう。

お家の掃除も、掃除機だけでは汚れが落としきれない部分はフローリングワイパーなどを併用するように、お口の中も細かい汚れに対応している清掃用具を使用すると、効果的に汚れが落ちやすくなります。

歯と歯の間はデンタルフロスやウォ-ターフロッサーを使用しましょう。
Yoxのウォ-ターフロッサーは、コンパクトサイズで持ち運びもできます。
外出先でも簡単にセルフケアできるため、ライフスタイルに取り入れやすいです。

お口の中に汚れがついたままになっていると、その上に着色がしやすくなります。
そのため、お口の中に汚れを残さないことが、ホワイトニングの色持ちにも関係してきます。
また、むし歯や歯周病予防にもなるため、お口の健康維持のためにも大切です。

歯ブラシだけで磨いていると、6割程度しか汚れが取れていないといわれています。
磨きにくい所や歯並びが悪い所はさらに汚れがつきやすいため、補助清掃用具を使用しましょう。

お家の掃除も、掃除機だけでは汚れが落としきれない部分はフローリングワイパーなどを併用するように、お口の中も細かい汚れに対応している清掃用具を使用すると、効果的に汚れが落ちやすくなります。

歯と歯の間はデンタルフロスやウォ-ターフロッサーを使用しましょう。
Yoxのウォ-ターフロッサーは、コンパクトサイズで持ち運びもできます。
外出先でも簡単にセルフケアできるため、ライフスタイルに取り入れやすいです。

・定期的に歯科医院でクリーニングをする

asian doctor medical examination at the hospital

毎日歯磨きをしていてもむし歯になったことはありませんか?
苦手な部分や歯が重なっている所は汚れが残りやすく、その部分の着色汚れもつきやすくなります。
3ヶ月ごとなど、定期的に検診を受けてクリーニングをすることで、汚れを落とすことができますし、自覚症状のないむし歯や歯周病の発見にもつながります。

【まとめ】

ホワイトニングは歯の色自体を白くすることができ、口元に清潔感がある印象になります。
ただし、徐々に後戻りをしてしまうため、白さを維持するためには、「着色しにくい飲食物を控える」「食後は口をゆすぐ習慣をつける」「ホワイトニング効果のある歯磨き粉を使用する」「デンタルフロス・ウォ-ターフロッサー・マウスウォッシュを併用する」「定期的にクリーニングを受ける」などの工夫をしましょう。

ホワイトニングのデイリーケアは、お口の健康維持にもつながります。
白くきれいな歯を維持して、口元の印象を良くしましょう。

文:歯科衛生士 廣澤 尚子